脇の黒ずみやブツブツは、女性が気にする悩みの一つです。
脇は汗をかきやすくこもりやすい状態であること、さらに制汗剤の使用やムダ毛の処理によって、皮膚ダメージが少しずつ蓄積されて、肌トラブルを起こしてしまいます。
脇の黒ずみやブツブツの原因をまずは理解し、自分にあったケア方法で「つるワキ」を目指しましょう。
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ワキを見られるくらいなら下着を見せたほうがマシ?
マンダムが実施した首都圏の女性483人を対象とした「美容意識に関するアンケート」によると、女性が見られたくない身体の部位で、ワキは第1位でした。
本音として、ワキを見られるくらいなら「下着を見せるほうがマシ」「体重を言ったほうがマシ」という回答もあり、人にワキを見られることにもの凄く抵抗があることが分かります。
また、見られたくないというのは脇のムダ毛よりも、肌の状態を気にしている傾向にあるようです。
脇の下のコンプレックスは、第1位が「黒ずみ」で45.1%、「毛穴」が2位で42%、「埋没毛など処理しきれない毛穴のプツプツ」が3位で26.5%で、脇毛よりも皮膚の状態に多くの女性が悩んでいるという結果でした。
脇の黒ずみは、間違ったセルフケアによって、知らずしらずのうちに皮膚にダメージを与えてしまうことがあります。
正しいケアを行いターンオーバーを促すことで少しずつ改善されていきますので、黒ずみの原因と対処法については、こちらの記事で詳しく触れています。
そして気を付けなければいけないのが、3番目に多かった脇のブツブツです。
脇のブツブツは毛穴に詰まった皮脂汚れ、角化してざらついている状態や炎症を起こしっている状態など様々なので、自分に合ったケア方法で改善することが必要です。
脇の白いブツブツの原因と対策法とは
白いブツブツの原因は、本来排出されるべきものが、皮膚のに入り込んでしまい、白くブツブツと隆起していることが原因です。
皮脂の詰まり
脇は毎日衣類の摩擦があり、ダメージを受けやすくなっています。
さらに脇汗のニオイを気にして制汗剤をつけ過ぎると、乾燥が進んでしまいます。
ダメージや乾燥から肌をバリアするために、肌は刺激から守ろうとするので皮脂が多く分泌されてしまい、毛穴で皮脂が詰まってしまいます。
粉瘤(アテローム)
粉瘤(ふんりゅう)はアテローム、表皮嚢腫とも呼ばれています。
ニキビがつぶれると、うにゅっと白い膿のようなものが出てきますよね。
粉瘤の場合は、皮膚内に袋のようなものができ、本来外へ排出されるべき角質や皮脂などの老廃物がその中に蓄積されてしまって塊になってしまいます。
周りが白っぽくて真ん中が黒くなっているもので、絞り出すこともできますが、粉瘤自体がしぼんでも、のう胞と呼ばれる袋、その壁は存在しているので、また復活することが多いです。
もし絞り出した時に、白い内容物がクサイ場合は、のう胞内に雑菌が入り、炎症している可能性もあります。
さらに粉瘤が大きくなるとぷくっとふくれあがり、手術で切除しなければならないこともあるため、大きくなる前に皮膚科へ行って相談することをおすすめします。
脇の黒いブツブツの原因と対策法とは
黒いブツブツには二つ原因があります。
黒いブツブツの原因1 埋没毛
埋没毛とは本来、皮膚とは逆方向にはえていく毛が、毛穴に埋まってしまうものです。
毛抜きで毛を引き抜いたとき、途中で切れてしまうことで皮膚の上で黒いブツブツに見えてしまいます。
埋没毛は、毛抜きで引きだして抜くことはできますが、毛穴にダメ―ジがかかかり黒ずみの原因となるのと、抜ききることができずにまた途中で切れてしまうということがあります。
無理やり埋まっている毛を掘り出して毛を抜いてしまうと、炎症しやすく、毛穴が開いてしまうため、埋没毛専用のケアができるクリームを使いましょう。
黒いブツブツの原因2 毛穴に皮脂や汗が詰まって酸化している
脇毛は他の毛よりも太く、毛根がしっかりしていているので、毛の処理によって開いてしまった毛穴に汚れが溜まりやすくなります。
さらに、制汗剤、汚れ、皮脂そして汗がまざって毛穴に詰まってしまい、それが酸化すると、ポツポツと盛り上がった黒い点が目立つようになってしまいます。
黒ずんだブツブツの脇には、毛穴に詰まった汚れをキレイにすることが先決です。
温めて毛穴を開かせてから、クレンジングでまず汚れをとります。
盛り上がっている毛穴であれば、ピーリングやスクラブを使って汚れを除去しましょう。
汚れが溜まってしまった毛穴と、ざらついた角質をすっきりオフして、肌を元の状態に戻していきましょう。
脇の赤いブツブツの原因とブツブツにならない対策法とは
ワキにできる赤いブツブツは、皮膚が荒れて炎症を起こしている状態です。
赤いブツブツ原因1 カミソリ
脇毛を処理する際、刃が古くなっていると、剃りが甘いのでなんども肌を滑らせることになります。
カミソリは皮膚に無数の細かい傷を与えてしまうため、過度に肌にあてるとカミソリに負けてしまい、肌荒れや炎症になってしまいます。
カミソリを使う場合は刃は2〜3ヶ月に取り替えてて使うようにしましょう。
「毎日使用する」「気になるときだけ使う」使用頻度、保管方法にもよりますが、常に浴室においてある場合は劣化が早いです。
自分はまだ剃れると思っていても、使用した瞬間から剃り味は変わってきます。
まだ包丁としては使えるけど、なんとなく食品の切れ味が悪くなっているような状態です。
ひどいときは1年くらい同じカミソリという人もいますが、絶対に刃を交換して使うようにしましょう。
赤いブツブツ原因2 毛抜き
毛抜きでブチブチと脇毛を抜くと、肌へ相当なダメージを与えることになります。
むりやり毛抜きで引っこ抜くと、毛穴が開いたままの状態になり、非常にデリケートな状態です。肌が盛り上がって、鳥肌のようにみえることも。
そこに刺激や雑菌が繁殖すれば、赤みを帯びたプチプチとした炎症になることがあります。
毛抜きを使う場合は、ワキの広範囲の毛を抜く場合、毛抜きは肌ダメージが強いため、おすすめできません。
ピンポイントで処理したいときであれば、温めて柔らかくした状態で、毛流れに沿って脇毛を抜きましょう。
毛を抜いたあとは毛穴が開いていますので、冷たいタオルや氷で肌を引き締めるようにします。
赤いブツブツ原因3 蕁麻疹(じんましん)
広範囲に渡ってブツブツとした隆起した炎症、さらにかゆみを伴う場合は蕁麻疹という可能性もあります。
私の場合は、脇の下というより脇周りから背中にかけての皮膚一体が痒くなり、皮膚に隆起した赤いボツボツが現れました。
むずむずする感じがありますが、血行を良くするために、マッサージ、ストレッチなどすると少しずつかゆみが引いてきます。
症状が出てきてから時間が立つと引いてくるようであれば、じんましんの可能性も考えられるでしょう。
肌色(茶色)のブツブツは・・加齢によるもの
肌色または茶色っぽいブツブツは、皮膚の老化により、脇や首にできます。
5ミリ程度のものだと、ブツブツ自体は触ると柔らかく、大きいものはぷっくりと盛り上がっています。
この場合、自己ケアでポロリと取ることは難しいので、皮膚科でのレーザーでの治療となります。
また、脇以外でも皮膚の老化によって首周りに特にイボのようなものもできやすくなるので、皮膚の老化を早める日焼けをしないよう、外出時には日焼け止め対策を行うと良いでしょう。
ブツブツとワキガの関係性はあるの?
ブツブツができたからといって、ワキガになるという直接的な関係はありません。
ワキガは以下に当てはまる場合、ワキガ体質であると判断できます。
・両親のどちらかがワキガである
・耳垢が湿っている
・体毛が濃い
・白い服に汗の黄ばみができる
ただ、日頃からブツブツがでやすかったり、炎症が起きていたりする状態だと、皮膚には黄色ブドウ球菌が繁殖するためその菌がアポクリン汗腺からでる汗を分解し、ニオイの元となってしまいます。
普段ワキガでない人は、汗のニオイをより感じる程度ですが、ワキガ体質の人であれば、臭いがより強くなってしまいます。
脇の皮膚の状態をよくすることが、ニオイの改善で近道となるでしょう。
脇のブツブツを作らないためには「保湿」が必須
意外と盲点なのは、脇の乾燥です。
・汗をかきやすい
・熱がこもりやすい
・服で擦れやすい
・インナーがポリエステルであれば化学繊維にずっと密着
汗をかきやすく蒸れやすい脇は乾燥に気づきにくいですが、
過酷な環境なうえに、制汗剤を毎日使用するので皮膚の乾燥が進んでしまいます。
乾燥した肌には強いニオイの元となる菌が繁殖しますが、健康な皮膚にいる常在菌は、ニオイの元になりません。
そのため、ダメージを受けやすい脇はしっかり保湿をすることで、肌にいる常在菌のバランスを保つことができ臭いの予防をすることができます。
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ブツブツができやすい場合は制汗剤を見直そう
日頃から脇が荒れたり、ブツブツができては治ったりを繰り返している人は、脇が敏感になっている可能性があります。
制汗スプレーは揮発性があり、脇が乾燥しやすいので、使用は控えましょう。
揮発性・・・液体が蒸発する性質のこと。
敏感肌の場合、毎日使う制汗剤選びには、以下のポイントを満たしているものが良いですね。
・殺菌力があること
・肌にやさしい無添加、無香料
・乾燥しにくいクリームタイプ
市販の制汗剤は、ニオイを抑える効果でいうと心もとないため、
ワキガの人は、しっかりニオイ菌を殺菌することができるクリームを塗りましょう。
わきがなどのニオイ対策のためには、まず皮膚の健康を保ち、肌に必要な常在菌のバランスを整えることで、ニオイのキツさを軽減させましょう。
ポツポツがある場合にも使える制汗剤としては、肌に負担のかからないクリームタイプを選ぶのがおすすめです。
ワキガの臭いの原因は、アポクリン汗腺からでてくる汗と皮膚上の雑菌が反応することなので、クリームタイプでワキガの原因菌を殺菌する効果の高い制汗剤を選びましょう。
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