脇は腕の曲げ伸ばしをするために、柔軟に動きますので脇にシワがよることは自然なことです。
でもちょっと待ってください。
そのシワ、黒い線になっていませんか?
黒い線は単なるシワではなく、色素沈着てしまっている場合もあります。
脇の黒い線の原因と解消方法についてみていきましょう。
Contents
脇にできる黒ずんだ線はシワ?それとも色素沈着?
脇の下はほとんど閉じられたままの状態でいることが多いですよね。
仰向けに寝転んでリラックスし、背伸びでもしない限りは脇は全開することはありません。そのためシワになりやすいところです。
脇の線が黒っぽくなっている場合は、ただのシワではなく、お手入れの間違いからくるメラニン色素の沈着が起こっている可能性があります。
脇の下の黒ずんだ線が気になる人の多くが、お風呂で石鹸をつけてカミソリでそっているようです。
個人差がありますが、脇の線は肌トラブルによって線の色が微妙に違うことがあります。
脇の線の原因をみていきましょう。
脇の黒い線の原因は?
ワキ毛の自己処理
脇の下にできる黒い線は、ほとんどが脇毛の自己処理によるダメージが蓄積されていることが原因のようです。
毛抜きで抜いたり、特にカミソリは、肌にあてると毛だけ剃れているような気がしますが、実は目に見えないくらいの軽度な傷が肌についています。
カミソリでそる習慣のある人は、脇に黒い線ができやすいようです。
しかし、そる前にワセリン軟膏をぬったり、処理後に保湿クリームをぬるなどのケアを十分にしている人は、それほど黒い線が目立ちません。
衣類による摩擦や締め付け
脇は常に衣服の摩擦にさらされています。
肌の仕組み上、ダメージを感じるとメラニンが生成され肌を守ろうとします。
生成されたメラニン色素の蓄積によって、肌が黒ずんでみえてしまうのです。
ショルダーバッグをいつも同じ肩にかけているなど、左右どちらかにダメージがかかっている場合は、黒ずみの度合いも変わってきます。
また、衣類の締め付けも黒ずみの原因になります。
脇を締めつけるような下着や洋服を好んで着ていると、脇の下が黒ずんでしまうことがあります。
仕事上で、片方の手を絶えず動かすことが多くても、摩擦で脇の下に黒い線ができてしまいます。
脇の下を毎日清潔に洗うだけではなく、脇の下の保湿を忘れている人は意外とダメージが蓄積されやすいようです。
入浴時は皮膚が柔らかくなっているためキレイにそることができると思いがちですが、逆に肌荒れの原因になってしまいます。
ムダ毛の処理にカミソリを使う場合は白色ワセリンなどをぬり、毛の流れにそって、ていねいにそるようにすると、脇の下に負担がかかりにくく、色素沈着の予防と改善になります。
脇の茶色い線の原因は?
脇の下にできた茶色い線は、黒い線と同じで色素沈着です。
脇の下の茶色い線も黒い線と同じで、カミソリや毛抜きなどで自己処理をおこなう習慣の人に多く見られます。
線が茶色なのは、もともと肌の色素が薄く色白の人に見られますが、それはメラニン色素が薄いからです。
色黒の人はメラニン色素も濃く色白の人は薄いのが当然なのですが、肌の色が普通で茶色の線が入っている人は、色素沈着の初期症状です。
脇の下にできるこれらの線はシワではなく色素沈着なので、十分な保湿ケアをするとともに新陳代謝を促すことが大事です。
その方法としては、スクラブ剤やピーリング剤などを用いて週に1回から2回優しく洗って角質を落とすことです。
毎日の生活習慣を見直すことやストレスをためないことも大切です。
脇の赤い線の原因は?
脇にかゆみを感じることがある場合は「汗かぶれ」や「あせも」かも知れません。
脇の下は汗をかきやすく、熱がこもりやすいので蒸れやすく、肌にとっては過酷な環境です。
そこで下着や衣服でこすれることで、敏感肌の人は炎症が起こりやすくなります。
「汗かぶれ」、「汗荒れ」は、赤みやヒリヒリ感、かゆみ、痛みなどが起こります。
原因は、自分の汗が皮膚を刺激するからです。
一方「あせも」は、汗腺の位置に点状で、汗かぶれと同じような症状が起こります。
原因は、皮脂などの汚れが汗腺に詰まるからです。
どちらも早めに適切な処置をしないと、悪化してしまい、皮膚を掻きむしることによって色素沈着が起こってしまうこともあるため、かゆみが続くようであれば早めに病院にいきましょう。
しかし、清潔に保たなければと思い洗浄力の強い洗剤でゴシゴシ洗うと、本来必要な常在菌まで洗い流してしまいます。
予防や改善のためには、デリケート部分専用のせっけんなどでケアするとよいでしょう。
妊娠中だと脇が黒くなってしまうのはなぜ?
妊娠によるホルモンバランスが関係してくるため、妊娠すると乳房が黒ずみますが、脇の下も同時に黒ずんできます。
女性ホルモンのエストロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンとプロゲステロンという黄体ホルモンの分泌が妊娠すると増えます。
これらのホルモンはメラニン色素のメラノサイトを刺激するため、脇の黒ずみが目立ちます。
しかし、ほとんどの人が産後半年から1年で元通りになります。
妊娠中は黒ずみが気になっても、生理的なものなので必要以上に脇の下をゴシゴシこすったりしないようにしましょう。
また妊娠中の体はとてもデリケートなため、肌も敏感になっています。
ムダ毛の処理もカミソリでそるのはできれば控えて、肌に優しい電気シェーバーなどで処理することをおすすめします。
ホルモンバランスが改善されれば脇の線の黒ずみも解消されるの?
妊娠や出産に女性ホルモンは大きくかかわっていますが、ホルモンバランスが崩れるとメンタル面ではプチうつ症状がでたり、美容面では肌荒れに悩ませられます。
脇の線の黒ずみは顔と同じように肌のターンオーバーによって、少しずつ新しい皮膚に生まれ変わっています。
正常なターンオーバーは栄養のかたよりのない食事や十分な睡眠、適度な運動などが重要です。
年齢を重ねると女性ホルモンは減少していくため、普段の食事に意識して栄養をとるようにしましょう。
例えば、イソフラボンを多く含む納豆や豆腐などの大豆製品やカルシウムをふくむ小魚や乳製品、肉や魚などの良質なたんぱく質、ビタミンたっぷりの野菜などをバランス良く摂るようにしましょう。
また、一見遠回りのようですが、ゆっくりと深呼吸をしたり、耳たぶをグルグル回したりするだけでも 女性ホルモンの乱れを正常に整える作用があります。
日常生活を見直すことは体全体の調子を整え、結果として気になる肌の黒ずみ解消にもつながっているのです。
対処療法ではなく、根本的に肌力をあげていきましょう。
水溶性プラセンタは、肌に潤いを与え、生まれ変わりを促進してくれるので、黒ずみが気になる人は要チェックの成分です。
脇がかゆくなったり、炎症が起こっていませんか?
脇の線の解消をするためには炎症を治すことが重要です。
特に炎症がなくても、カミソリでワキ毛の処理をしている場合は、微弱の炎症状態が続いている可能性があるので、炎症を鎮める成分が入っているクリームを選ぶのが鉄則です。
脇の黒ずみは加齢も影響あるの?
体質にもよりますが、ほとんどの人が20代から30代頃には顔色も桜色ですが、年齢を重ねるごとに黄色っぽくなってくるようです。
これはひとつの老化現象ですが、脇の下も加齢によって皮膚のたるみ、シワ、黒ずみなどが起こります。
加齢だけが原因ではありませんが、30代と60代では、2倍もの脇のケアをしているわけなので脇はダメージを多く受けており、肌の新陳代謝の期間も変わってくるため、肌の生まれ代わりスピードにも差がでてきます。
「これ以上黒ずむのは嫌」と思うなら、脇の下専用のクリームやローションを使う方法やケミカルピーリング、サプリメントの服用、皮膚科での治療などがあります。
年齢を重ねてもノースリーブのおしゃれをしたいし、水泳やヨガなどの運動、ダンスなど衣装が華やかなものを着て楽しみたいなど、脇のお手入れが欠かせない人が増えています。
「脇の黒ずみは加齢のせいだから」とあきらめずに、自分に合った方法を見つけてケアをしましょう。
皮膚科やクリニックでのケアは、どちらかというと高額になります。
ここでは、お金をかけずに誰でもできる効果的な方法を紹介します。
脇に入った線を消す方法1.脇の皮膚のターンオーバー促進
脇の下に入ったを線を解消するには、脇の皮膚のターンオーバー促進させる必要があります。
ターンオーバーとは肌の細胞が新しい細胞に生まれ変わることを指します。
表皮細胞は約28日かけて角質となり、肌細胞としての役目を終えた後はアカとなってはがれていきます。
脇の下も顔と同じようにターンオーバーがおこなわれますが、どの部位に関しても真皮まで傷がついてしまうとなかなか元には戻ってくれません。
ターンオーバーが順調だと脇の下にも色素沈着が残ることはないのですが、年齢とともに速度が落ちて角質層は厚くなり、肌のくすみやシミは取れにくくなってしまいます。
かゆみを感じて、掻いてしまった痕も色素沈着しやすくなっています。
脇は汗をかきやすいため乾燥に気づきにくい場所ですが、制汗剤や衣類の摩擦、ワキ毛処理などで、実はインナードライ状態になりやすくなっています。
そのため、肌のターンオーバー促進には保湿が重要になってきます。
脇に入った線を消す方法2.脇の保湿をしよう
お風呂でのカミソリを使用する際、石鹸を泡立てて脇に塗り、さっと剃ってから流し、それからから体を洗ったりシャンプーをする人が多いのではないでしょうか。
脇の下はカミソリのダメージを受けたままの状態で、20~30分間を過ごすことになりますので、この繰り返しによって脇にはダメージが蓄積されていきます。
泡立てた石鹸は、スベリが良いため剃りやすいというメリットがありますが
洗浄力が高いところをカミソリで刺激するため、必要以上に肌のうるおいを奪ってしまいます。
カミソリでそる場合はワセリンなどが配合された保湿クリームを塗って剃ることで、ダメージを抑えることができます。
保湿クリームをぬって剃る場合は、量が少なすぎて逆に刺激になってしまうので、たっぷりめに使うことをおすすめします。
また、入浴後に保湿をする習慣がない人や、つい忘れがちな人は 乾燥が原因で脇に薄黒い線がでることがあります。
乾燥による黒ずみを防ぐには、保湿クリームをぬることが大事ですが、皮膚が硬くなってしまっている場合は、水分量も不足している可能性があります。
化粧水などで水分の補給、クリームで油分の補給をし、肌を柔らかくしていきましょう。
他にも自分でできるケア方法としては、古い角質を取って肌のターンオーバーを促進するピーリングがあります。
週に1度~2度くらいの間隔でピーリングをおこない、毎日保湿クリームをぬることでターンオーバーが促進され、結果として脇の線を少しずつ目立たなくさせることができます。
脇に入った線を消す方法3.生活習慣の改善
食生活の偏りや睡眠不足、運動不足なども脇のターンオーバーの乱れの原因となります。
食事で特に摂取したいのがビタミンCを含むパプリカやブロッコリー、ビタミンEを含むアーモンドやヘーゼルナッツなどです。
添加物の多いコンビニ食やファーストフード中心の食事が続くと、糖分や脂肪分の過剰摂取になりやすく、肌へ悪影響を及ぼします。
また、睡眠不足が続くと肌のターンオーバーがスムーズにおこなわれずに、肌荒れの原因となってしまいます。
慢性的な運動不足では、血流が悪くなりやすく新陳代謝に影響を及ぼし、肌のコンディションが悪くなってしまいます。
体は全部つながっているため、生活全般について見直すことが肌力を上げることにつながります。
脇の黒い線は『保湿』がカギ!専用クリームで脇をツルツルにしよう
黒ずみケアは一日で効果はでません。
継続的にケアできた人が効果を実感できるからこそ、自分にあったクリームを選びましょう。
専用クリームはニベアなどの市販品と比較しお値段は高くなりますが、浸透力の高さや、べたつき感がないことで、脇に使うクリームとして、ストレスなく使うことができます。
成分など特徴があるため、自分の好みのクリームを継続して使ってみましょう。
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