脇の黒ずみに効くクリームを成分で選んでいますか?
肌トラブルのない美白ワキを手に入れるには、慢性的な炎症状態を改善しなければなりません。
黒ずみクリームに配合されている「グリチルリチン酸ジカジウム(グリチルリチン酸2k)」の有効性について調べてみました。
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グリチルリチン酸ジカジウムの効果とは
グリチルリチン酸ジカジウム(グリチルリチン酸2k)の成分は、漢方でいうカンゾウ(甘草)と呼ばれる植物の茎・根部分から抽出するエキスから作られます。
甘草には炎症を抑える作用があり、漢方では約7割に使われており、別名カンゾウエキスとも呼ばれます。
グリチルリチン酸ジカジウムは、皮膚の炎症を抑える作用、菌の繁殖を防ぐ効果があり、化粧品や育毛剤、にきびの薬などにも使われています。
グリチルリチン酸ジカジウムの効能によって、肌荒れ、にきびの改善やフケ、かゆみの防止など炎症によって起こる肌トラブルにアプローチしてくれます。
黒ずみケア商品を選ぶポイント
脇の黒ずみの原因は長年のカミソリや毛抜き、除毛などの自己処理によるダメージや、乾燥、色素沈着によるものです。
特に自己処理をしていると、常に皮膚で弱い炎症状態が続いている可能性が高く、炎症を抑え正常なターンオーバーを促進させる必要があります。
グリチルリチン酸カジウム(グリチルリチン酸2k)は炎症、肌荒れに有効な成分のため、日常的に受ける肌ダメージを防ぎながら、脇をキレイにすることができるのです。
市販品にはグリチルリチン酸ジカジウムが配合されているの?
グリチルリチン酸カジウムが配合されている黒ずみクリームが市販されているのかドラッグストア3軒をまわってみました。
が・・・・私が周ったスギ薬局、コクミン、ツルハドラッグでは脇専用の黒ずみクリームは店頭に置いていなかったので、市販品で人気があるクリーム「ワキレホワイト」を調べてみました。
水、DPG、エタノール、ステアリルアルコール、ポリアクリルアミド、3-O-エチルアスコルビン酸(高浸透ビタミンC誘導体)、クエン酸、クエン酸Na、メマツヨイグサ種子エキス、アロエベラ葉エキス、プルーン分解物、ヒアルロン酸Na、スクワラン、グリチルリチン酸2K、o-シメン-5-オール、(C13,14)イソパラフィン、バチルアルコール、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、ポリソルベート60、ラウレス-7、BG、香料
ワキレホワイト:ワキレホワイト公式サイトより
ロート製薬が販売するワキレホワイトにはどうやら配合されていないようです。
グリチルリチン酸ジカジウムが配合されているクリーム一覧
保湿効果はもちろん、色素沈着の原因となるメラニンの生成を抑制できるクリームを選びましょう。
グリチルリチン酸ジカジウムが配合されているクリームは、以下で紹介しています。
グリチルリチン酸ジカジウムの副作用
薬事法によって、化粧品にグリチルリチン酸2Kを配合する場合、最大0.5%まで配合が認められています。
服用する場合は1日に40mgまでとされており、それより服用すると偽アルドステロン症という高血圧や浮腫(ふしゅ)を引き起こす事があります。
しかし、外用として常識的に肌につけているぶんには副作用はありません。
グリチルリチン酸ジカリウムは、ステロイドに類似された副作用を引き起こすことがあるといわれていますが、どんな成分でも過剰な摂取は副作用を起こすことがありますので、それと同様に容量を守って使用する分には、問題ないといえます。
グリチルリチン酸ジカジウムに美白効果はあるの?
グリチルリチン酸ジカジウム(グリチルリチン酸2k)には美白効果がありません。
あくまで皮膚の炎症を抑える作用として働きます。
なぜ美白クリームに配合されているかというと、炎症状態の肌を改善に導くためです。
そもそもカミソリなどで弱い炎症が続いていては、美白以前の問題です。
美白効果を高めるために肌の下地を整えるために、重要な成分として配合されています。
まとめ
グリチルリチン酸ジカウウム(グリチルリチン酸2k)は、副作用が限りなくゼロに近く使え、皮膚の炎症を抑える効果が高い成分です。
自分では気づかぬうちに蓄積された肌ダメージを改善しながら、健康な肌へと導く有効成分として認知されています。
有効成分として脇の黒ずみクリームに使用されることが多いため、グリチルリチン酸ジカジウムが配合されたクリームを選ぶことをおすすめします。
脇が汚いと綺麗になるイメージがしにくいですが、脇毛がはえるまえの子供のころを思い出してください。
成長とともにできたシワを消すことは難しいですが、肌質はケア次第で変える事が出来ます!
もちもちした肌を目指して、黒ずみクリームでケアしましょう。