ワキ脱毛によってニオイが軽減することがあります。
アポクリン汗腺は毛穴に沿って分布しているため、汗をかくと毛穴付近からにじみ出てきます。脇毛で熱がこもり、雑菌が繁殖しやすい環境になっているため、体毛が濃い人はワキガのニオイが発生しやすいのです。
そのため、軽度のワキガであれば脱毛はニオイのキツさを改善するのに効果が期待されます。
ワキガの手術を受けようか悩んでいる人、またワキ脱毛をやろうか悩んでいる人向けに、どの治療を先に受けるべきか、「手術より先に脱毛」、「脱毛より手術」のメリットを分かりやすくまとめました。
Contents
ワキガの手術よりワキ脱毛を先にすべき
結論からいうとワキガ臭が気になり、まだ脱毛をしていないようであれば、脇脱毛から先に行うべきです。
いきなり手術を行うより、脱毛後にどれだけ改善したのか、自分のニオイ度合いを冷静に判断できること、さらにいきなり高額な手術費をかけずにワキガ対策を試せるからです。
女性でワキガの人のほとんどは脇毛が濃いです。
人によっては1つの毛穴から2~3本出ていて、1本1本の毛もしっかりしているということもあります。
ワキガのニオイは、脇のアポクリン汗腺からでる汗が、皮膚に繁殖した雑菌を分解したときに発生します。
脇毛があることで、アポクリン腺で分泌される脂肪、アンモニアなどを含むネバッとした汗が絡みやすく、雑菌が繁殖しやすくなります。
ワキ脱毛をワキガ手術より先に行うメリット
手術痕がある箇所はワキ脱毛では照射することができない
脱毛の機械で光を照射できるのは、肌荒れ、傷、ほくろ、日焼けなどがない箇所です。
そのため、手術痕のような大きな傷がある箇所は照射を避けて打つため、照射できる範囲が狭くなったり、照射自体できない可能性もあります。
ワキガ手術を行うと、毛が薄くなるということもありますが、アポクリン汗腺の除去、ダメージが目的で、脱毛効果ではないため、追加で脱毛をしたくなったときに施術が受けにくいことはデメリットになります。
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ワキ毛の自己処理を続けると黒ずみ、乾燥でニオイがキツくなる
何年にもわたり自己処理を続けていると、カミソリのダメージと乾燥で肌が黒ずんできます。
カミソリの処理は肌に無数の細かい傷をつけます。
さらに毛が濃いと剃る回数も増えるので、皮膚を守ろうと肌のバリア機能によって固くなったり、黒ずんでしまったりするのです。
さらにカミソリでのワキ処理は、ボディーソープを直ヌリし、すべりやすくしてから剃るという人が多いため、ワキの水分、油分を必要以上に奪ってしまい乾燥しやすくなっています。
ニオイの元となる菌のレベルがあがってしまうので、乾燥した脇はワキガにとって大敵です。
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制汗剤の効果を高めることができる
脱毛をするとほぼ脇毛がなくなるため、毛根付近で繁殖する雑菌リスクが減ります。
脇毛がない分、脇の下に均等に制汗剤やクリームを塗り込めるので、ワキ脱毛は、本来の制汗剤の消臭力を発揮できる環境を整えることができるともいえます。
ワキガ手術をワキ脱毛より先に行うメリット
脱毛効果がでる数か月を待たずに治療ができる
ワキ脱毛は1回の照射で効果がでることはないので、何度か通う必要があります。
毛の濃い脇やデリケートゾーンは、最低でも5回以上は照射しないと効果を感じられません。
脱毛サロン、皮膚科によりますが、一度照射した後は1ケ月時間を置くなど、毛周期を考慮し予約制限があることも。
だいたい1ケ月に1度の施術ペースになるので、すぐに脱毛効果を感じ、脇のニオイに効果があるか知りたい人にとっては、長い期間であるともいえます。
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ニオイの根本となるアポクリン汗腺を除去、ダメージを与えることができる
脇脱毛は、ワキガの治療を目的に行われているものではありませんので、中程度以上のワキガの人にとっては、ニオイの根本解決にはなりません。
あくまでニオイを強くする脇毛の脱毛に効果があるということなので、ニオイの原因であるアポクリン汗腺を排除しなければ根本解決はできません。
手術などのワキガ治療は、アポクリン汗腺を除去したり、特殊なマイクロ波によって、機能を停止させるなどの効果があるため、ニオイの元をたたくことができます。
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手術中に脱毛を受けることができるの?
脱毛サロンでは、日焼けや肌荒れがある状態では施術を受けることを許可していません。
さらに、手術や注射などの前後で脱毛をすることは、万が一のトラブルを考慮し、基本的に受けつけていません。
サロンによっては、健康状態を毎回施術前に確認し、サロンが施術を行えないとする体調不良、その他該当する項目がある場合は、施術ができないようになっています。
脱毛サロンは医療機関ではないので、予想しないトラブルをなるべく回避するため、さらに施術を受ける人たちのリスクを軽減するために、傷あとがある状態、さらに皮膚に火傷や日焼け、傷などがある状態で脱毛を行わないようにしています。
ワキ脱毛、ワキガ手術の順番はワキガ重症度による
ワキガ手術とワキ脱毛は同時に行うことは難しく、もしやるのであれば傷が完全に治った後など、数か月の期間を置いてから行う必要があります。
そのためワキ脱毛とワキガ手術、どちらを先に行うはワキガの重症度がどれくらいかによるといってもいいでしょう。
自己判断でワキガ手術を受けているにも関わらず、脱毛サロンには黙って施術を受けるなど行うことは、あとで万一のトラブルがあったときに自分が不利になるのでやめましょう。
まずはワキガのニオイを強くさせる脇毛の脱毛を行うことから始めたほうが、いきなり高額な手術費用をかけてリスクを追わずにすむので、そのような選択をする人が多いのではないでしょうか。
自己流でワキガの症状、治療法を判断せず、客観的にプロに判断してもらうのも手です。
ワキガのニオイ改善は短期間でできるものでもありませんので、焦らずに選択していきましょう。
脱毛サロンの選び方:通う期間がなるべく短く済むサロンを選ぼう
脱毛のために毎月サロンに通うのは大変というのもあるのですが、年契約をしていると、万が一サロンがなくなった場合、大きく損をする可能性があるからです。
脱毛サロン業界は入れ替わりが激しい印象があり、私自身、以前通っていた脱毛サロンが「業務停止命令」を受け、事実上の廃業となりました。
予約ができない状況にもかかわらず、新規会員を勧誘していたからです。
その時は、大手のサロンが廃業したサロンの顧客に優遇措置として施術を受けられるようにしてくれたので、大きく損をすることはなかったのですが、本来払わなくて済んだお金を追加で支払って施術を受けました。
そのため、脱毛サロンを選ぶ基準は以下にしています。
・通う期間が7ヶ月~10ヶ月程度で済む
・医療機関と同様レベルの脱毛効果が期待できる
・予約がとれる
上記の基準を満たすサロンとしておすすめなのは、
女性専門の脱毛サロン脱毛サロン アイセル
です。
医師が効果を推奨していて、何より通う期間がたった半年で完了してしまう所が嬉しいです。
サロン独自の予約管理システムを導入しているので、予約がとれないというストレスを感じることがありません。
新宿、池袋、心斎橋と、都心でアクセスの良い場所なので、わざわざサロンだけに行くというより、美容室や友達に会う隙間時間にサクッと行けるところも良いですね。
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脱毛サロン アイセル