ワキガ

「ミラドライ」切らないワキガ治療法と費用まとめ

ワキガ手術は高い治療効果を期待できるものの、術後の傷跡や再発のリスクがあるため、メスを入れる手術に抵抗がある方は、切らない治療を選択することができます。 手術をしなくてもワキガに効果がある「ミラドライ」の治療法や効果、治療にかかる費用を見ていきましょう。

ミラドライとは

ミラドライ治療とは ミラドライとは、マイクロウェーブと呼ばれる電磁波のを脇に照射することで、汗腺にダメージを与える治療法です。 治療時間は両脇で1時間程度となり、切開をしないので術後のダウンタイムもなく、当日からシャワーにも入ることが可能です。 ミラドライの仕組みは、マイクロウェーブを発生させ、食べ物の水分を利用して温めることができる電子レンジと同じ原理で、 ピンポイントで汗腺の水分を狙い打ちすることができるので、アポクリン汗腺、エクリン汗腺へ熱ダメージを与えることができます。 脇の汗腺機能を停止させることによって、汗・ニオイの大幅な軽減を半永久的に行うことができる治療法です。

ミラドライの治療効果について

ミラドライ治療効果 治療効果の実感は、治療の直後からとされています。 マイクロウェーブの照射によって破壊された汗腺は、基本的には再生せず汗腺機能を失うため、 汗腺自体を取り除く外科的な手術と同様に、同じ効果が期待できるとされています。 また、ミラドライはアメリカのFDA承認によるミラドライの治験が行われています。 ミラドライの出力には段階があり、ミラドライの設定はレベル5が最強となります。 FDA承認による治験では、ミラドライのレベルが1による治験実施の12か月後、治療効果の有効率は70%という報告がされています。

ミラドライのメリット・デメリット

ミラドライメリットデメリット

ミラドライのメリット

ミラドライのメリットは、皮膚を切らずに照射する熱で汗、ニオイの元となる汗腺の機能にダメージを与えられることです。 また剪除法による手術は、主にアポクリン汗腺を取り除くことを目的としていますが、ミラドライでは熱照射によって、汗腺の働きを不能にさせることを目的としているため、エクリン汗腺にもダメージを与えることができます。 そのため、ワキガだけではなく、多汗症へのアプローチも期待される治療法です。  

ミラドライのデメリット

デメリットは、効果には個人差があるということです。 個人差についてはどの治療法でも同じことだと思いますが、ミラドライは皮膚下の水分に熱エネルギーが作用する性質上、 麻酔量や注入位置、ミラドライの照射方法によって治療に差がでる場合があります。 クリニックによっては、照射するマイクロウェーブの出力を一定レベルに保ったり、打ち方を工夫しているなどあるため、 個人差に対してどのような対策をしているのか、実際に聞いてみるのが一番です。 また、ミラドライは自費診療扱いで、健康保険は適用されないため、治療費が高額となることです。 都内クリニックでは30万円~程度の治療費用を提示しているクリニックが多い印象です。 ミラドライと組み合わせたクリニック独自の治療法を受ける場合は、より高額になります。

ミラドライの安全性

ミラドライ安全 ミラドライはこれまでに、日本で1万人以上の治療実績があります。(2015年時点) クリニックで発表されている実績値によると、日本でミラドライを受けている患者数は、 2012年6月で約3000人以上、2013年12月に7000人以上、2015年4月で10,000人以上の人と発表されています。 日本に2010年頃登場した「ミラドライ」はアメリカの政府機関、FDA(日本でいう厚生労働省)による認可を受けた治療です。 現在ではミラドライだけではなく、超音波などを組み合わせるなど、治療効果の相乗効果を狙うクリニックなどもあり、 2010年に登場した頃よりも、照射による効果実績や、術後の症例などの治療のケースステディーが増えてきているといえるでしょう。

ミラドライ手術後のリスク、副作用について

ミラドライ副作用リスク 術後に発生するリスクや副作用による症状は、個人差があります。

数日から4週間程度

麻酔注射のあざ、脇の腫れ、赤み、痛みや違和感

4~6週間

・治療した箇所の皮膚が一時的にボコボコと隆起したり、引きつれを起こしたりする ・腕の腫れや脇部分が硬くなる

数週間~数ヶ月

腕や指の力のが一時的に減少する(ごく稀に発生)

ミラドライ治療の痛み

ワキガ治療 個人差はありますが、麻酔と冷却により患部の痛みをほぼ感じないように治療な受けられます。 ミラドライでの治療は、まず局所麻酔を脇の複数箇所に打ちます。 施術は冷却システムで皮膚の表皮から真皮部分を冷やしながら、さらに奥の層にある汗腺部分に熱を伝えます。 麻酔の効きがでる5〜10分後より照射がスタートしますが、麻酔の効果には個人差がありますので、治療中ににもし痛みを感じた場合は、医師やスタッフへ伝えることが可能です。 治療後の患部は軽いやけどの状態になるので冷やします。 麻酔が切れてくると、術後の痛みや腫れがでる場合もありますが、 患部を適切に冷やせば、大きな痛みを感じることなく、一般的には数日で回復し気にならなくなります。

ミラドライ治療が受けられないとされている人

ミラドライ受けられない 以下に該当する方は、 クリニックによっては、ミラドライを受けることができないとされています。 ・傷跡が赤く盛り上がり、かゆみ、痛みが出る、ケロイド体質である ・ステロイド薬を内服している ・局所麻酔にアレルギー反応がある ・乳がん手術を過去にしたことがある ・きずや炎症、腫瘍(良性含む)が脇にある ・妊娠している、または授乳中 ・心臓ペースメーカーなどの電子機器を埋め込んでいる その他、診察によっては、施術が受けられない場合もあります。

わきが手術経験者もミラドライ治療は可能

ミラドライ再発2回目 基本的には可能です。 剪除法などで、アポクリン汗腺を除去する手術を受けていても、汗腺が残っていたり、腺根が取り切れておらず再生してしまうことがあり、その場合はミラドライの治療の対象となります。 クリニックの担当医師が過去に行った手術をもとに、カウンセリング・脇のチェックを行い、ミラドライが受けられるかを評価します。