脇の黒ずみにピーリングを使用する場合、使い方を間違えると黒ずみが悪化してしまうため注意が必要です。
刺激が心配の人は、ピーリング作用が高いグリコール酸の配合を抑えた石鹸タイプのピーリングがおすすめです。
グリコール酸の配合を4%以下の使いやすいサンソリットのピーリング石鹸「スキンピールバー」を紹介します。
Contents
脇にピーリングを使ってはいけない
合わない制汗剤を使ったことによって脇がかゆくなった経験はありますか?
脇は皮膚が薄くデリケートなので、かきむしると止まらなくなり簡単に掻き傷になってしまいます。
そのため、敏感な部分にピーリングを使うのは基本的にはさけたほうが良いのです。
美容皮膚科などで施術してもらうケミカルピーリングではなく、家庭用でつかうピーリングは濃度が低いとはいえ
皮膚表面を溶かして、古い角質や汚れを除去するので、刺激になることは確かです。
脇の黒ずみにピーリングを使う場合は、刺激によって黒ずみが悪化しないように注意が必要です。
ピーリングしてもOKな脇の黒ずみ原因
黒くなっていたり、見た目がガサガサしている汚い脇をキレイにするためには
なぜ黒ずんでいるのか原因別に対処する必要があります。
脇の黒ずみの原因が以下であれば、ピーリングケアによって改善できるので、定期的に行ってもOKです。
毛穴汚れ
毛穴汚れは皮脂がつまっていると白いプツプツのように見えることもありますが、空気にふれて酸化するとだんだんと黒ずんできてしまいます。
また脇の形質上、汗が乾きにくく蒸れやすいため菌も繁殖しやすくなっています。毛穴に汚れが詰まっていると、におい菌と反応して汗のニオイが臭くなったりします。
毛穴につまった汚れは、ピーリングによって剥がれやすくすることができるので相性が良いでしょう。
埋没毛
埋没毛は毛抜きなどの自己処理によって、毛が途中でちぎれてしまい皮膚の中に毛が埋もれてしまう症状です。
無理やり引き抜くと一見なおったかのように見えますが、穴をあけてほじくるので、皮膚がふさがる時にまた毛が埋まってしまう可能性があるのです。
そのため、埋没毛はターンオーバーによって埋まってしまった箇所の角質がはがれ、毛が出てくるのを待つことが根本改善になります。
皮膚の表面を溶かして生まれ変わりを促進するため、ピーリングによって埋もれた箇所に使うことで毛がでてきやすくなるのです。
ピーリングしないほうが良い脇の黒ずみ原因
肌の状態によっては、ピーリングは控えたほうが良いです。
このような肌トラブルがある場合はピーリングが刺激になってしまい
黒ずみが悪化する可能性があるので、肌の状態がよくなってからピーリングをしましょう。
乾燥している
汗が乾きにくく蒸れやすい脇は、意外にも乾燥しやすい場所です。
毎日衣類の摩擦を受けている箇所でもあるので、乾燥によるダメージを知らず知らずのうちにうけてしまっています。
炎症がある
炎症や傷がある場合は肌のバリア機能が弱まっている状態のため、ピーリングを行うとさらに悪化してしまいます。
ピーリングで黒ずみ対策をする前に、まずは炎症を治すことが先です。
ピーリング商品には何があるのか
固形石鹸
練り石鹸
化粧水
ジェル
ピーリングは様々な商品がありますが、使用感や刺激の強さによって使い分けるのが良いでしょう。
ピーリングはしたいけど、刺激が気になるという方は石鹸からスタートするのがおすすめです。
ピーリング石鹸で黒ずみ対策するメリット
肌への負担を最小限にピーリングができる
ピーリングジェルは肌にのせたときに力が入りすぎることが多いので、泡で洗うことによりダメージを軽減させることができます。
また石鹸の場合は古くなった角質と一緒に泡を洗い流すので、ピーリング剤を拭きとったりすることがなく、肌をこする刺激がありません。
乾燥しにくい
ピーリングには、使用後の乾燥を軽減させるために保湿成分が入っていますが、石鹸のもこもことした泡洗いに比べると、洗い流したあとのつっぱり具合は全然違います。
コスパが良い
1本消費するのに1ヶ月程度かかるピーリングジェルに比べると、石鹸は2ヶ月以上使えるので長持ちします。
泡立ちのいいネットなど使うと少量でたくさんの泡が作れるので、たっぷり使っても気になりません。
体を洗うついでにできるのでラク
体を洗うついでにピーリングもできるので、とてもラクです。
「わざわざ水気をとって
ピーリングジェルをのせてマッサージする」
ということが面倒と感じる人は、ピーリング石鹸のほうが断然おすすめです。
ピーリング石鹸のおすすめ「スキンピールバー」
ピーリング力があるグリコール酸が配合された石鹸で、
肌への刺激が心配な人でもつかえる、グリコール酸が4%以下の配合された石鹸に「スキンピールバー」があります。
自分の肌質に合わせて石鹸を選べるのも魅力です。
【1位】 スキンピールバー ティートゥリー(赤)
・ピーリング成分: グリコール酸
・グリコール酸配合: 2%
・肌質:ニキビ、ニキビ予防
・価格:2,500円(税抜)
ピーリング効果が期待でき、皮膚科でもおすすめされる、スキンピールバーの赤い石鹸です。
グリコール酸2%配合で、一番人気の石鹸でもあります。
【2位】 スキンピールバー AHA(緑)
・ピーリング成分: グリコール酸
・グリコール酸配合: 1%
・肌質:普通肌・脂性肌
・価格:2,000円(税抜)
スキンピールバーの中で最もシンプルな成分で、ピーリング石鹸の良さを実感できる石鹸です。
【3位】 スキンピールバー ハイドロキノール(黒)
・ピーリング成分: グリコール酸、BHA(サリチル酸)
・グリコール酸配合: 1%未満
・肌質:くすみ
・価格:5,000円(税抜)
くすみに効果があるピーリング石鹸です。
「ハイドロキノン」が配合されているので美白効果がありますが、ハイドロキノンは肌の漂白剤ともいわれる成分なので、脇にはダメージとなる可能性もあります。
敏感肌の場合は使用しない方が良いです。
敏感肌の人は スキンピールバー マイルド(青)
・ピーリング成分: グリコール酸
・グリコール酸配合: 0.6%
・肌質:敏感肌
・価格:2,000円(税抜)
敏感肌の人は、ピーリング濃度が1%以下の、刺激のない石鹸からはじめましょう。
ピーリングは、皮膚表面を酸で溶かす作用があるものです。
1%以下でもしっかりとピーリング効果があるため、はじめてピーリング石鹸を使う場合はマイルドを選ぶと失敗しません。
ピーリング石鹸を黒ずみケアに使うために必須
体を洗うときは泡で洗う
ナイロンタオルで泡立ててゴシゴシ洗うのは黒ずみが悪化するのでNG
洗うというと力が入りがちなので、泡パックするイメージです。
たっぷりの泡を脇にのせてから、泡を転がすようにして洗いましょう。
ピーリング成分が作用するので、指の腹で力を入れて洗う必要もありません。
石鹸カスが残らないように洗いながす
石鹸の洗い残しは意外と多いです。
背中ニキビなどは石鹸やトリートメントの洗い残しを気をつけるだけで治る場合もあります。
ピーリング作用のある石鹸カスが少しでも残ってしまうと、皮膚に刺激となったり、雑菌が繁殖してしまう可能性があるので、しっかり洗い流すことが重要です。
頻度は週1〜2回程度にとどめる
石鹸はジェルよりもマイルドな使用感とはいえ、ピーリング行為は毎日の使用には向きません。
ピーリングのあとは保湿
石鹸で少しずつ皮膚のピーリングを行うので、保湿をしないと少しずつ乾燥してしまいます。
脇は汗をかくので気づきにくいですが、衣服の擦れやムダ毛処理などでダメージを受け、乾燥しやすい場所でもあるので、
ピーリング石鹸で洗った日は、特に保湿をしてあげましょう。
専用のクリームで肌を保湿できればピーリング後の効果を高められるので、より早く脇の黒ずみを解消できます。
黒ずみは一日でできたものではなく、日々の刺激が肌に蓄積されてできたものです。
ですが「洗う」、「保湿」を顔と同じように丁寧に行えば、キメの細かい肌に導くことができるので、ノースリーブから見えても余裕の脇を目指して、正攻法でケアしましょう。