ワキガ臭を強力に抑えることができる「塩化ベンザルコニウム」はご存知ですか?
塩化ベンザルコニウムは、私たちの身近で使われている手の消毒液にも使われている成分です。
この記事では、制汗剤としての塩化ベンザルコニウムの効果や使用の注意点、さらに実際に試してみたい人向けに作り方、買い方もご紹介してます。
脇汗を止めたい派にとって絶大な人気があるデトランスα、全身に使えるロールオンデオエースがお試しできるセットが登場しました。
これまで気になっていた方にとっては、塩化アルミニウム配合の強力な制汗効果がお得に試せるので特におすすめです!
Contents
塩化ベンザルコニウムとは
塩化ベンザルコニウムは、皮膚殺菌消毒剤として使われています。
オフィスの受付やトイレなどにも消毒液がおいてありますね。
その高い殺菌性から塩化ベンザルコニウムは、手指などの皮膚の消毒から手術部位や医療器具など、日常生活から医療現場まで、幅広く使われています。
塩化ベンザルコニウムの効果
消毒効果
消毒液として幅広く使われており、身近な用途でいうと主に手指の消毒、コンタクトレンズの洗浄液などにも使用されていて、病院でも主に、医療器具の消毒にも使われています。
殺菌効果
殺菌効果があるので、カビ防止に効果があります。
しかし、すべての菌を殺菌できるわけではないようです。
インフルエンザの季節になると、よく手指の消毒をはじめますが、塩化ベンザルコニウムはインフルエンザのウイルスを死滅させる効果を持っていません。
防腐効果
菌による汚染で成分が変質してしまわないように、シャンプーや目薬などの防腐剤として使われています。
目薬は「開封から1週間から10日程度で使い切ること」というように、使用期限が明確に書かれていることがあります。
防腐剤が入っていない目薬もありますが、容器内に細菌が繁殖する可能性が高くなってしまいます。
したがって細菌繁殖によって目薬の効果が半減しないよう、防腐効果の高い塩化ベンザルコニウムは、目薬の8割に使われているそうです。
制汗剤としての塩化ベンザルコニウムのメリット
塩化ベンザルコニウムは、ワキガの原因菌に強い殺菌効果が期待できるのが、大きなメリットです。
ワキガの臭いの元となるのは、脇に繁殖した黄色ブドウ球菌などの雑菌が原因となるので、塩化ベンザルコニウムは、このような菌の殺菌に高い効果を発揮することができます。
また塩化ベンザルコニウムは、「グラム陽性菌」、「グラム陰性菌」と言われる菌やカビ(真菌類)に対しての殺菌効果が高いので、
グラム陽性菌に分類される黄色ブドウ球菌の繁殖を強力に抑えてくれます。
制汗剤としての塩化ベンザルコニウムのデメリット・副作用
塩化ベンザルコニウム濃度の高い液体を、皮膚や粘膜につけた場合、強い刺激となりますので絶対やってはいけません。
濃度が強すぎると皮膚がかゆくなったり、ただれたりするので注意が必要です。
また、塗布する範囲が全身、広範囲にわたる(粘膜や傷、炎症部分など)場合、筋脱力を起こすという副作用があります。
どんなものでもそうですが、使いすぎると体に悪影響であるという認識を持ちましょう。
例えば、塩のとりすぎは塩分過多で体に悪いという認識と同じです。
塩化ベンザルコニウムは消毒、塩化アルミニウムは制汗
制汗剤として使われる場合、塩化ベンザルコニウムは主に菌の繁殖を抑えることができるので、ワキガ臭を抑える効果が期待できます。
しかし塩化ベンザルコニウムには制汗作用はありませんので、多汗症の場合、汗の量を抑えることはほとんどできません。
そのため、塩化ベンザルコニウムと一緒に使われる成分で、汗を抑える効果が高いのが「塩化アルミニウム」です。
塩化アルミニウムは水分と反応することで汗腺の出口を塞ぎ、汗を抑える効果があります。
塩化アルミニウム液は、手汗の治療でも用いられていて、多汗症の診断を受ければ、皮膚科で処方してもらえる場合もあります。
塩化アルミニウムで汗の量を抑えて、さらにワキガ臭を放つ菌の繁殖を、塩化ベンザルコニウムで抑えられれば、最強のワキガ対策方法といえます。
塩化ベンザルコニウムの買い方
塩化ベンザルコニウムはネットで購入できます。
薬品だから高そうと思いましたが、送料込みでも1000円以内で買えるので気軽に試せます。
塩化ベンザルコニウムを配合した制汗剤の作り方
材料さえあれば皮膚科で処方されるような、塩化ベンザルコニウム入りの制汗剤を自分で作るのは可能です。
塩化ベンザルコニウムだけでは、汗を抑える成分が入っていないので、
ここに水分に反応して汗腺を塞ぐ効果がある、塩化アルミニウムを添加します。
作り方は、塩化ベンザルコニウム、塩化アルミニウム、水をしっかり混ぜ合わせるだけで完成。とても簡単です。
塩化ベンザルコニウム×塩化アルミニウム液の材料
・精製水または水道水
・塩化ベンザルコニウム
・塩化アルミニウム
精製水ですが、塩素が入っていないので腐りやすく、
一度開封した精製水は、数日で使い切らなければものすごい勢いで菌が繁殖してしまいますので、扱いが難しかったです。
実際、水道水と精製水で効き目に大きな違いを感じられませんでしたので、水道水でも代用できるかと思います。
塩化アルミニウム液は、手汗の量を抑えるの治療としても使われています。
実際に作ってみた記事はこちらです。
調合された塩化ベンザルコニウム液をネット購入する方法
制汗剤として塩化ベンザルコニウム液を自作することはできますが、正確な量を計る必要があります。
そのため、自作が面倒と感じる人は、あらかじめ調合されているものをネット購入したほうが便利です。
問診票のような、簡単なアンケートに答えてネット購入することができます。
刺激成分を扱っているものなので、もし個人が出品する安いものがあったとしても、トラブルの元になるので、絶対に購入してはいけません。
ちなみに、塩化ベンザルコニウムが配合された市販の制汗剤はありませんので、自作するか、皮膚科で処方してもらうかのどちらかになります。
行きつけの皮膚科は処方してくれるのか、その病院によりますので、前もって確認したほうがいいかもしれません。
わたしは面倒なので、ネットで購入しています。
購入する場合は、リアル店舗がある皮膚科でのネット購入が安心です。
わたしが塩化ベンザルコニウム液を購入する皮膚科はこちらで紹介しています。
塩化ベンザルコニウム液は毎日使用してはいけない
塩化ベンザルコニウムが配合された制汗剤の使用にはコツがあります。
それは、『毎日使用しないこと』です。
塩化ベンザルコニウ厶入りの制汗剤は、強力な殺菌力でワキガ臭を発生する菌の繁殖を防ぎますが、その殺菌力の強さで、良い菌も殺してしまうということに注意が必要です。
黒ずみの原因になりやすいから
常在菌のいないバリア機能が低下した肌では、摩擦などで黒ずみの原因にもなりやすいのです。
皮膚上の菌バランスが崩れるから
塩化ベンザルコニウムには、グラム陽性菌という、ブドウ球菌の殺菌効果があります。
ブドウ球菌には、表皮ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌などがあり、ワキガの人にとっては表皮ブドウ球菌を増やし、黄色ブドウ球菌の繁殖を抑えられるよう、皮膚に住みつく菌の状態を整えたいところです。
しかし、塩化ベンザルコニウムは良い菌、悪い菌どちらも殺菌してしまうので、皮膚上で良い菌が繁殖することができません。
皮膚を殺菌しすぎると、黄色ブドウ球菌、ジフテロイド菌、真菌という繁殖力の強い菌が脇に住みつくようになるため、少し汗をかいただけでニオイがキツくなる心配があります。
そのため、長期的なワキガ対策を考えると、塩化ベンザルコニウムの日常的な使用は控えたほうが良いのです。
ワキガ管理人が実践する!塩化ベンザルコニウムの正しい使い方
塩化ベンザルコニウムの使用は最低限に抑え、脇の常在菌バランスを崩さないように汗対策を行います。
管理人おすすめのワキガレベルをゆるやかに抑えるニオイケア方法はコチラです。
普段:ワキガクリームで汗対策
特別な日:前日にベンザルコニウムを塗っておく
休みの日:保湿をする
普段:ワキガクリーム週5〜
おすすめ使用頻度:週5日~
ここぞというときは、塩化ベンザルコニウム液で臭いケアをしますが、普段は刺激がないマイルドなクリームタイプで、菌の殺菌を行うほうが良いです。
特別な日:塩化ベンザルコニウム
おすすめ使用頻度:週1、2日
前日にお風呂に入り、清潔な乾いた脇に塩化ベンザルコニウム液を塗ります。
ムラなく塗るために、指ではなくコットンを使って、優しくトントンと脇に染み込ませましょう。
休みの日:保湿をする
休みで家で過ごすことが多い日は、制汗剤を塗らず、脇の皮膚を休めましょう。
脇を殺菌しなくても良いので、非ワキガの人の脇に多く存在する、表皮ブドウ球菌を増やすのに絶好のチャンスだからです。
脇の皮膚は制汗剤によって、乾燥しやすくなっています。
乾燥した皮膚の上では、皮脂を食べて自然の消臭パワーを発揮する、「表皮ブドウ球菌」が繁殖できませんので、顔を保湿するのと同じように、脇を保湿しましょう。
保湿の前に、まずお風呂にゆっくり使って、汗腺を開かせるのも効果大です。
良い汗をかけるようになるよう、汗腺を鍛えるのも効果的です。
毎日のわきが対策はワキガクリームがおすすめ
周りの人に気づかれているのではないかと心配になるワキガは、毎日の心理的な負担になり辛いものです。
とはいえ、刺激の強い成分をデイリー使いすると、どんなに皮膚が強くてもただれやかゆみがでてくるので、安くて効果がある制汗剤を毎日使うようにし、塩化アルミニウム。ベンザルコニウムが配合された強いものは頻繁に使うべきでないと思っています。
手術は高額で再発の心配やリスクも伴うため、殺菌効果と肌への少ない刺激が期待できるクリームタイプを毎日のケアに選びましょう。
ワキガの人向けの専用クリームは、市販の制汗剤よりも高い消臭力が期待できるので、毎日の使用に最も効果を感じられるものです。
以前、デオナチュレなどのスティックタイプで汗対策をしたことがあったのですが、脇がかゆくなってしまい、途中で使用をやめました。
クリームタイプは乾燥しにくく刺激が少ないので、敏感肌の人や、皮膚が荒れやすい人も安心して使えます。
市販の制汗剤は、ニオイを抑える効果でいうと心もとないため、
ワキガの人は、しっかりニオイ菌を殺菌することができるクリームを塗りましょう。
わきがなどのニオイ対策のためには、まず皮膚の健康を保ち、肌に必要な常在菌のバランスを整えることで、ニオイのキツさを軽減させましょう。
塩化ベンザルコニウムは刺激が強く毎日使えないので、デイリー使いできるワキガクリームにも紹介します。
ニオイを徹底的に抑えたい派には
肌に負担のかからないクリームタイプを選ぶのがおすすめです。人気ワキガクリームの徹底比較で、中程度ワキガの人が使ったときの使用感レビューしています。
とにかく脇汗を止めたい派は
『汗が止まる』と絶大な人気があるデトランスα、全身に使えるロールオンデオエースがお試しできるセットが登場しました。
【初回限定】2900円で2つの制汗ロールオンが試せるのでお得です!