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【匂いつわり対策】無香料のシャンプーや洗剤で不快から解放!

無香料のシャンプー洗剤

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妊娠すると匂いの感じ方はどう変わるの?

匂いつわりは、今まで気にならなかった匂いに敏感になり、妊娠4週頃からご飯が炊けるときの匂いやお惣菜売り場の匂いといった食べ物の匂いが気になりだします。

夫の整髪料の匂いや枕やパジャマなどに不快感を感じるだけでなく、自分の体臭や口臭などにも敏感になったり、今までお気に入りだった香水や石鹸の香りも受けつけなくなってしまうので、本人にとってはとても辛いことです。

まったく匂いの変化を感じない人もいるので、匂いの感じ方の変化イコール妊娠といったわけではありませんが、匂いの変化は「妊娠しているから無理をしないでね」といった赤ちゃんからのサインと受け止め、つわりによるストレスを和らげることが大切です。

匂いつわりで悩む人は多い

(株)エムティーアイが運営する、女性のカラダとココロの健康情報サイト「ルナルナ」シリーズでの「つわりについて」のアンケート調査によると、つわりの症状のうち「胸やけ・むかむか感・胃もたれ」が78.9%、「吐き気・おう吐」が77.3%、「においに敏感になる」が67.2%でした。

匂いが吐き気や嘔吐の引き金になったり、食欲減退を招いてしまうこともあるので、妊娠初期に匂いつわりで悩む人は多いといえそうです。

妊娠初期の4週目から15週目頃に様々な匂いに敏感になったり、吐き気をもよおしたりしますが、最も症状がきついのは8週目から9週目ともいわれています。

つわりがきついと「どうして私だけがこんなに苦しまないといけないの?」などと思ってしまいがちですが、実に9割の妊婦さんがつわりを経験し、妊娠初期の匂いつわりに苦労しています。

決して自分だけではないので、匂いを我慢して無理をしないようにしましょう。

いつわりはいつからいつまでなの?

匂いつわりで悩む時期は妊娠4~5週(2ヵ月)が40.0%、気にならなくなる時期は妊娠16~19週(5ヵ月)33.2%が最も多く、つわりのピークは8~11週目(3ヵ月)が一番多いようです。

つわりのおさまる時期は、安定期といわれる妊娠16週を過ぎてからといわれていますが、やはり個人差はあるでしょう。

なぜ匂いがダメになるの?

妊娠すると匂いに敏感になるのは、ホルモンバランスの変化で自律神経の感覚を支配する神経が乱れ、嗅覚が敏感になるからです。

16週までにはほとんど軽快しますが、つわりの個人差は大きく、ひどい人だと妊娠後期まで続くこともまれにあります。

つわりが起こるメカニズムとして一般的に言われているのが、妊娠することによって母体の生体内部環境の変化によるホルモンバランスの変化に体がなかなかついていけないことが原因のようです。

消化器症状による症状が多く、食欲低下や、嘔吐、唾液分泌の増加などに悩まされますので、妊娠中は水分をしっかり摂らないとつわりを重くしてしまいます。

どんな匂いが辛くなるの?

今まで気にならなかった匂いが気持悪く感じられるのが妊娠初期ですが、ほとんどの辛い匂いのもとは微量に含まれるアンモニアが原因と考えられています。

人混みの中の汗臭さや加齢臭はアンモニア臭なので納得できますが、実は食べ物の中にも微量ながらアンモニアが含まれているのです。

女性はもともとホルモンの関係上匂いに敏感ですが、妊娠すると匂いの感受性を高めるエストロゲンの増加により、さらに匂いを感じやすくなるようです。

一般的に次のような匂いが辛い人が多いようです。
・自分の匂い
・夫や家族の匂い
・通勤電車の中やエレベータの中の人混みの匂い
・玄関やトイレの匂い
・揚げ物や煮物、ご飯の炊ける匂い、たくわんやニンニクなどの匂い
・芳香剤やシャンプーの匂い
・たばこやお酒の匂い

愛している夫や家族の匂いも憂鬱になる自分が情けなくなることもありますが、この症状は体が妊娠という状態に対応できていないからです。
「そのうち匂いも気にならなくなるだろう」とゆったりと考え、できる匂いづわり対策からはじめてみましょう。

匂いづわりがなぜ辛いといわれているのか

周りに分かってもらえない辛さがある

妊娠のメカニズムをすべての人が分かっているとは限りません。

一番身近な夫や家族が理解してくれず、「妊娠は病気ではない、大げさすぎる」などと言われると、まさに孤独との戦いとなります。

つわりがひどいと反論する気にもなりませんよね。

しかし、産婦人科などにおいてある「妊娠のメカニズム」や「家族のサポート」に関する冊子などを「これを家族の人にも読んでもらいなさいと渡されたの」といってそれとなく勉強するようにもっていきましょう。

妊娠や出産に無知な夫は多いので、産前産後をギクシャクしないためにも女性の体の仕組みをしっかり理解してもらうことも大切です。

また、仕事を持っている女性は妊娠初期には上司にも告げられず、無理をしがちです。

妊娠した以上はお腹の赤ちゃんをしっかり育てるのが第一目標と割り切り、信頼できる女性の上司に打ち明けておくようにしましょう。

今までできていたことができなくなる

妊娠中には、今までできていたことができなくなるのは当然のことです。

妊娠すると体は赤ちゃんを守るため、妊娠初期には、つわりと呼ばれる様々な症状があらわれますが、それはホルモンの変化が妊婦さんに呼びかけているからです。

食べ物や匂いに対する気持悪さや吐き気、嘔吐、唾液量の増加、全身倦怠感、頭痛、眠気などの症状があると、当然無理ができなくなります。

体が「赤ちゃんが無事に育つように無理をしないでね」とサインを送ってくれていると思えば、今まで通りのことができなくても焦る必要はありません。

逆に「この時期はゆっくりさせてもらおう」と割り切って、食材の宅配を利用したりお風呂掃除をプロのお掃除屋さんなどに依頼してみましょう。

お腹に赤ちゃんがいるからスーパーに食材を買いに行くと吐きそうになったり、お風呂やトイレの匂いがストレスになるなら、家事代行業者に頼むのもアリだと思います。
お風呂とトイレだけは夫にしてもらうなど簡単なルールを作って無理をしないことも大切です。

匂いつわりに効果がある対策は?

既に紹介しているように、とにかく身の回りの生活用品を無臭のものに替えてしまうことが、大きく匂いつわりを和らげてくれます。

・無香料のシャンプーやボディーソープを使う。

無香料で、抜け毛やパサつきに効果があるシャンプーのおすすめはuruotte(うるおって)一択です!

原料臭もほとんどしないのと、リンスなしでつるつるになるので、早くお風呂からあがりたいときにも助かっています!

初めて購入した時のレビューもしていますので、ぜひ参考にしてください♪

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・洗濯洗剤や柔軟剤を無香のものにする。

・トイレの芳香剤、消臭剤、トイレットペーパーを無香のものにする。

食べ物や体から発する匂いには、少なからずアンモニア臭が含まれているため気持が悪くなるのですが、レモンや梅干しに含まれるクエン酸にはアンモニア臭を中和させる働きがあるからです。

また、リビングやキッチン、靴箱の上に、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類をかごに入れて置いておくと柑橘類の香りでアンモニア臭が緩和されます。

その他、「クエン酸マスク」も臭い防止に有効です。
薬局でクエン酸を購入し、水で薄めたものをスプレー容器に入れてマスクに吹き付けて使用します。

食べ物の匂いが苦手な人はなるべく常温や、少し冷やしてで食べましょう。
・小さめのおにぎりを作っておく。
・フルーツを一口サイズに切って冷蔵庫に入れておく。など

自分に合った匂い対策をしての対策をして、妊娠中の匂いつわりをうまく乗りきりましょうね。