メルカリなどフリマアプリで購入した服が臭っていた・・
そんな経験はありませんか?
それが、ワキガなどの体臭だと、出品者に申し出もしづらいですよね。
返品か、それとも臭いは仕方ないと諦めるのか、実際のところ、どうしたらいいのか分からないという人も多いはずです。
評価する前なら返品は可能なのか、フリマで購入した服が臭かったときの対処法をみていきましょう。
Contents
ワキガ臭で返品できるかは交渉次第
メルカリなどのフリマアプリで購入した服は、評価前であれば返品できるか、出品者に交渉できます。
ただし、受け取った服が、商品画像と変わらないものや、服のコンディションが説明書きどおりのものであれば、においが返品理由となりますので、交渉のために「臭う」ということを明確に伝えなければいけません。
臭い以外、届いたものには欠陥がないので交渉次第ですが、誠実に伝えれば、返品に応じてくれる人もいるので、責めたり、傷つけるような言い方はしないようにしましょう。
体臭はデリケートなことであるため、実際に伝えるほうもかなり気を使いますが、臭いは自分では気づきにくいものなので、言われて始めて知るという出品者もいるのです。
こちらの主婦の方は、出品した商品の臭いで、購入者から返品希望をもらった経験があるそうで、出品するときはに臭いに気づいていなかったそうです。
商品受け取り後に、返品できる確率がある場合
まず返品可能な状況としては下記があります。
【商品到着後の返品・返金について】
▼返品可能な状況
以下の条件に当てはまる場合、返品・返金となるケースがございます。 偽物が届いた場合
説明文と違う/不備のある商品が届いた場合
その他本サービスの利用規約に違反する場合
メルカリ返品・返金ポリシーより引用
上記ふまえると、臭い以外は商品画像どおりであれば返品は難しくなります。
しかし、説明文との違いに注目しましょう。
もし商品説明で、「新品未使用品」、「試着のみ」と記載されているにもかかわらず臭いがキツイ場合は、汗が染みこむことはないとので、返品交渉が通る可能性が高くなります。
ただし、中程度以上のワキガの場合は試着の際についた汗が染みこんでしまったという場合も考えられますので、返品ポリシーを基準としつつ、出品者の意向によっては返品ができないということは当然起こってきます。
ワキガ臭がする服を購入してしまった場合の対処法
評価前であれば返品交渉をすることもできますので、出品者次第ですが、返品できる可能性があるかもしれません。
しかし、デリケートなことなので落札者からニオイについて申し出ることもまた、心理的なストレスがかかってしまいます。
返品ができない場合の対処としては2パターンでしょう。
その人からは二度と買わない
臭い以外の品質自体が良ければ、評価は「良い」にして、あきらめて捨てるという人が多いです。
フリマは個人間売買のため、安く購入できるのがメリットですが、
個人間での商品紹介となるため、購入前と後との乖離が発生することもあるという前提で、フリマアプリを利用しているはずだからです。 せっかく購入した服で着られないのは残念ですが、仕方ないと諦め、
その人からは二度と買わないようにしましょう。
また、交渉をしても返品できなかった場合、「ワキガ臭がした」など、評価で相手の人を傷つけるようなことはしてはいけません。
対応が良ければ評価は「良い」にしてコメントし、臭いの件を伝える場合は、取引画面のコメントでなるべく丁寧に伝えましょう。
殺菌消毒に特化した「逆性石鹸」を使って消臭する
洗濯してワキガ臭が取れれば問題ありませんが、中には臭いが気になって服自体着たくないという人もいるでしょう。
その場合は、ニオイのもととなる雑菌を殺すことができる「オスバンS」などの逆性石鹸で洗ってみることをおすすめします。
コートなど、もともとクリーニングで洗濯するような厚手の衣類は難しいかもしれませんが、ポリエステル素材や洗えるジャケットなどであれば、試してみる価値ありです。
退色の可能性があるため、逆性石鹸は革製品などには使うことができません。
強力ワキガ臭が消える!逆性石鹸で服に染みこんだ臭いを撃退! | 汗治療のプロ
家庭では洗濯できないコートや、洗濯機での色落ちが気になる衣類などは、汗抜きクリーニングをするのも有効です。
汗抜きクリーニングでは、通常のクリーニングでは取れない汗汚れを取り除くことができます。
取引完了後にワキガ臭を感じた場合
メルカリでは、返品が必要なケースで受取評価をしないように喚起されています。
そのため、受取評価を行った後はメルカリによるサポートを受けることが難しくなりますので、返品はほとんど期待しないほうがいいでしょう。
返品を受け付けてくれないからといって、事務局に問い合わせても評価後は自己責任となってしまうので、難しくなっているからです。
取引終了後なので、どうしても諦められない時は出品者と話しあいをしてみるのもアリです。
もし本人が気づいていないようであれば、教えてあげれば対処ができるかもしれません。
次の人にそのような思いをさせないためにも、通常よりも臭いがしていたという事実を、丁寧に伝えるだけでも価値があるのではないでしょうか。
出品者に悪意はない
自分の匂いは自分では気づきにくいため、悪気がなく起こってしまうことがほとんどです。
日本は清潔志向なので、このようなニオイに敏感に反応しますが、海外の古着屋さんのニオイは、体臭が立ち込めていて物凄いニオイです。
以前フィリピンに行ったとき、モールの一角から動物の小屋のような臭いが突然したかと思えば、そのエリアが古着屋さんだったということもありました。
そう考えると、日本で買う古着の質のよさに改めて気づくものです。
フリマでは、ワキガなどの体臭でなく、生乾きのニオイ、たんすに入れていたであろう芳香剤の匂いがする服も出品されています。
購入者を困らせようと、悪意があって生乾きの服を送るほうが面倒です。
もし生乾きの場合は、思ったよりも早く購入されてしまったので、洗濯が間に合わなかったのかもしれません。
フリマアプリは手軽さと安さで買い物が楽しくなるはずです。
自分の意図しなかった商品に固執せず、快適にメルカリを使いましょう。