「コンプレックスのせいで何をしていても集中できない。」
「人前にでるとひどく疲れる。」
「人目が気になってしまい、外出が楽しめない。」
自分の悩みによって毎日の生活に支障をきたしているようであれば、医療機関、美容クリニックなどの専門家に相談したほうが、大きな一歩につながる可能性があります。
今日は日本人とアメリカ人で、コンプレックスに対する異なる考え方についてみていきましょう。
Contents
日本は恥の文化。美容医療には抵抗がある
日本は、健康を維持するために手術などの治療をすること以外、整形をはじめとする美容医療はオープンではない文化です。
治療の情報は閉鎖的で、コンプレックスを克服するためとはいえ、治療にやはり抵抗感がある人がほとんどです。
荷物の段ボールは潰れてもOK、合理的なアメリカ
アメリカ人の友人に、面白いことを聞きました。
もしあなたが、宅配の段ボールを受け取った時、箱がボコボコになっていたらどう感じるでしょうか?
・なんて乱暴な宅配業者なんだ
・不親切な会社から物を買ってしまった
というように、感じる方が多いと思います。
アメリカ人にしてみると、そもそも中身が無事なら外の箱は潰れようが関係ないので、箱の中身が安全であれば段ボールの状態の良し悪しは気にならないというのです。
アメリカは合理主義的な考えが浸透しています。
普段、私たちが当たり前としていることは、案外アメリカ人にとってみるととるに足らないことなのかもしれません。
「プロに任せた方がいい」という考え方
アメリカでは、「自分で解決できないことは専門家に相談したほうがいい」という、合理的で現実的な考え方が多いといいます。
アメリカの特色として、色々な国からの移民が集まっているがゆえに、問題解決しようとしても人種、宗教などが違い、共通の道徳、さらには倫理観すらことなる可能性があるため、自己の力だけでは、問題を解決することができません。
そのような背景から、専門家に相談するということに対する敷居が日本より低いのではないでしょうか。
同じようにコンプレックスの克服に関しても、「専門家、プロに相談して悩みを解決したほうがいい」という発想になりやすいのではないかと思います。
国際美容外科学会 (International Society of Aesthetic Plastic Surgery、ISAPS) によると、学会が2016年に世界美容形成調査を行った結果、美容処置の総件数でもっとも多かったのはアメリカとなっています。( 世界全体に占める割合は17.9%)
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まとめ
日本人と欧米人、コンプレックスに対する考えの違いがあり、日本人は恥の文化もあるので、なかなか人に相談しにくい環境はあると思います。
ですが、健康的なメンタルを保つことができなくなるくらいのコンプレックスは、なんとかして克服したいものですよね。
健康や命を守るという深刻な状況ではない場合でも、コンプレックスが毎日の悩みになってしまっているのであれば、医療的な処置を検討してみても良いかもしれません。
「コンプレックス」に対しての考え方は日本と欧米で違い、どちらが良いなどはないと思います。
であれば、今悩んでいる人にとって、前向きに生きるためにアメリカ人が持っていると感じる合理的な考え方も、ひとつ参考にできるではないでしょうか。
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