ワキガだからこそ「汗を放置すると、臭くなるのでは?」と速乾性のあるインナーを選ぶ人は多いのではないでしょうか。
しかし、エアリズムなどの汗を吸収してくれるといわれるインナーを着る場合、人によってはワキガ臭がキツくなる可能性もあるのです。
私自身の経験から、ワキガの人はエアリズムなどの夏用インナーを着るべきではない理由をお伝えします。
Contents
エアリズムがワキガ臭を拡散させてしまう3つの理由
汗をすぐ吸収することで、皮膚をサラサラに保つメリットはありますが、素材はポリエステルなので、実はにおいやすいというデメリットもあります。
エアリズムなどのポリエステルの下着によって、においやすくなってしまう原因をみていきましょう。
原因1 脇の部分に密着していると雑菌が繁殖しやすい
エアリズムなどの夏用のインナーは軽くてよく伸び、さらに汗を乾かしてくれるので
涼しいという商品だと思います。
特に脇汗が多いと、濡れたままのインナーを着ていることは不快なため、汗取りのために脇を覆うタイプのキャミソールなどを、好んで着る方も多いのではないでしょうか。
しかし、脇汗をキャッチするために覆われた箇所が、常に脇に付着しているため雑菌が繁殖しやすくなっています。
わきが臭が発生する原因は汗と皮脂、雑菌が混じりあったときです。
汗を速乾したとしても、常に雑菌がいる状態であれば、次に汗をかいたときにツーンとしたニオイが発生してしまうのです。
原因2 化学繊維のインナーは皮脂をキャッチしやすい
私が以前愛用していたのはポリエステル90%、ポリウレタン10%というキャミソールでした。ポリエステルは綿より乾きやすいので、冷感インナーにも使われています。
しかし、ポリエステルなどの化学繊維で注意すべきはこのような特徴なのです。
【ポリエステルの特徴】
汚れが溜まりやすく、黒ずみしやすい
毛玉ができやすい
静電気を起こしやすい
この際、静電気は目をつぶりましょう。しかしワキガに大敵の「汚れがたまりやすい」というポリエステルの特徴は無視できません。
そのため汗をかくと、付着した皮脂汚れと反応してワキガのニオイを発生させやすくなるのです。
原因3 洗濯してもとれない蓄積汗のニオイが既に染みついている
前述したようにポリエステルで汚れが付着しやすいインナーは皮脂汚れを蓄積しやすいのです。
すでに着用しているインナーもそのような状態である場合は、制汗剤で対策しても汗をかいたときに、インナーに蓄積された皮脂汚れと汗が反応し、ワキガ臭を拡散させてしまう原因になります。
本来洗濯の前にシミや汚れの処理を都度行うべきなのですが、そうはいってもなかなか洗濯ごとに行うことは難しいですよね。
あなたが着用する下着がエアリズム系のインナーであれば、脇の部分のニオイを嗅いでみてください。
うっすら汗のニオイを感じませんか?
柔軟剤のいい匂いはするけど、汗をかくとすぐににおってくる場合は、すでに汚れや雑菌などが付着している可能性があります。
普段から洗濯に気を付けているようであれば、ニオイは取れるかもしれませんが、ポリエステルに一度染みついたニオイをがんばって取ることより、新しいキャミソールを買ったほうが◎です。
インナーにも寿命あり!こまめな買い替えが必要
そして意外と多いのが、インナーは結構長く来ているということです。
今、あなたが来ているインナーはいつ頃から来ているものでしょうか?
特段ボロボロになっていなければ、1年以上インナーを着ていることはザラです。
ワキガの人は脇のケアはもちろんですが、雑菌が繁殖しやすい衣類ケアはかなり重要だったりします。
長くても1年程度きたらもう寿命となるので、こまめに買い替えるようにしましょう。
愛用のエアリズムをすべて捨て、綿100%のインナーに
これまで、ニオイを抑えられるのではないかとユニクロのエアリズムをはじめ、しまむら、GUなどの冷感インナーを片っ端から着用していましたが、
脇のニオイが抑えられているようには感じませんでした。
柔軟剤で汗のニオイは消せましたが、今思うとインナーに蓄積された皮脂汚れを疑う事まではしていなかったです。
何年選手っていうくらい来ていたキャミソールもあったので、(笑)
今までのインナー10枚くらいをすべて捨て、グンゼの綿100%のインナーを購入しました。
自分でもびっくりするくらい、下着を脱いだ時にツーンとするニオイが軽減されています。
ワキガの人はエアリズムを辞めるべき!なぜ綿インナーがおすすめなのか
ポリエステルは速乾性はありますが、染みついたワキガのニオイはなかなか取れません。
ワキガの人のインナーは綿にすべきなのは、やはり綿の特徴です。
【綿の特徴】
・汗や汚れを吸収してくれる
皮脂や汗を吸い取り繊維の中に閉じ込めることで
雑菌の繁殖を抑えることができ、結果として汗のにおいを抑えることができる
・吸水性に優れている
汗は乾くときに体温を下がるので、夏の汗を吸いとるインナーは
暑さを感じにくくさせてくれる
・放湿性に優れている
汗を吸収してくれるのはもちろん、湿気を逃がしてくれるので不快感がない
着てみるとわかるのですが、何よりびっくりしたのが化学繊維よりコットンの肌触りがとても気持ちいいことです。
5年くらい夏は冷感インナー、冬はヒートテックを愛用していましたが、今ではもう綿以外のインナーは考えられません。
自分のインナーをワンシーズン以上着まわしている場合は、ニオイの原因の一つとして疑ってみましょう。
『綿インナー×ワキガクリーム』が最強のワキガ対策
ワキガ臭を徹底的に抑えたいのであれば、下着をかえるだけでは十分な対策ではありません。
ワキガの臭いの原因は、アポクリン汗腺からでてくる汗と皮膚上の雑菌が反応することです。
そのため、ワキガの原因菌を殺菌する効果の高い制汗剤を使うことをおすすめします。
コスパ、効果にこだわり、ワキガクリームを試してきた私の中で最もおすすめできる制汗剤を紹介します。
『デオシーク』はお客様満足度93%!リニューアルでさらに消臭力UP
以前は、会社でトイレの度にニオイの確認をしていましたが、ニオイチェックの回数がグッと減りました。
夕方になってもいやなツンとした臭いを感じることが減ったからです。
デオシークについての効果、実体験レビューはこちらの記事で紹介しています。
自分にあうクリームを使いたい。人気ワキガクリームの徹底比較で、中程度ワキガの人が使ったときの使用感レビューしています。