ワキガ臭の原因となるジフテロイド菌の消臭力が高い、塩化ベンザルコニウム。
その消臭力の高さから、一度使用すると脇の臭いを気にすることが少なくなるので、市販の制汗剤を使う気にもならなくなりますが、デメリットが多いのも事実です。
使用は自己責任だからこそ、頻度に気をつけて使うべき理由を紹介します。
Contents
塩化ベンザルコニウム液は毎日使ってはいけない

まず結論からいうと、強力な消臭力と引き換えに失うものが多いからです。
塩化ベンザルコニウムを毎日の使用することによって健康な皮膚、常在菌のバランスが崩れます。
そのため徐々に効果を感じられなくなり、脇の皮膚状態も悪くなっていくと、常在菌のバランスが崩れニオイも強くなる傾向にあり、皮膚もボロボロになるため精神的にもとても辛いです。
そのため、塩化ベンザルコニウム液を使う場合は、以下の2つのリスクを知った上で使うことを強くおすすめします。
肌に負担のかけず殺菌効果が期待できるクリームタイプの制汗剤を選ぶのがおすすめです。 デオシークはワキガの原因菌を殺菌する効果の高いと話題になっていて、管理人も愛用中の一品♪
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[1]塩化ベンザルコニウムが脇の黒ずみに

塩化ベンザルコニウムは殺菌力が高いですが、皮膚への刺激性が高く、濃度が濃い塩化ベンザルコニウムを肌につけると、ただれ、火傷のような症状を引き起こしてしまいます。
刺激性が強いということは皮膚トラブルを起こしやすく、特に敏感肌の人はピリピリしたり、かゆみがでてきたりします。
また、塩化ベンザルコニウムは揮発性が高く、塗ったときにスッとした感触は効いている感じがありますが、肌にのせたあと、急激に水分を奪われるため、乾燥しやすいのです。
乾燥してバリア機能が低下した肌は、衣服の摩擦などちょっとした刺激で黒ずみになりやすくなるので注意が必要です。
[2]塩化ベンザルコニウムが常在菌を殺す

皮膚には常在菌といわれる菌が住み着いていて、常在菌には良い菌、ニオイの元となる悪い菌があります。
塩化ベンザルコニウムは、医療器具の殺菌にも使われるほど殺菌力が高いため、悪い菌だけでなく良い菌をも死滅させます。
五味皮膚科クリニックの五味医院長によると、表皮ブドウ球菌といわれる良い菌は、もとの数に繁殖するまでに24時間を要します。
その間、強い菌の繁殖が進んでしまい、脇の皮膚の常在菌バランスが崩れてしまうのです。
そして、日常的に良い菌を殺菌してしまうと、強い菌が繁殖するようになり、その結果として臭いが悪化します。
健康な皮膚 | ワキガの人の皮膚 | |
---|---|---|
常在菌 | 表皮ブドウ球菌 | 黄色ブドウ球菌・ジフテロイド菌・真菌 |
菌の繁殖力 | 弱い | 強い |
菌が好む肌質 | 酸性 | アルカリ性 |
市販の制汗剤の消臭効果 | あり | 中程度ワキガには期待できない |
皮膚を清潔に保ってくれる良い常在菌である「表皮ブドウ球菌」は、美肌菌ともいわれており、皮脂などを栄養源とし、肌を弱酸性に保ってくれます。
一方でワキガの人には黄色ブドウ球菌、ジフテロイド菌、真菌が多く存在しているため、ワキガのあのツンとした臭いのもととなるのです。
まとめ

塩化ベンザルコニウムは濃度の高いものを使用することによって、肌がただれるなど危険はありますが、正しい使用をすれば皮膚の炎症は起こりません。
しかし、日常的に制汗剤として利用することで、皮膚の乾燥がしやすく、常在菌のバランスが崩れてにおいが強くなってしまいます。
そのため、皮膚科で処方される用法用量を守ることが大前提です。
塩化ベンザルコニウムの刺激性は強いので、肌トラブルが出てくるこないには個人差があります。
皮膚がしみたり、ピリピリする、ただれてくるなど症状を感じたときは、使用を中断して、どうしても臭わせてはいけない状況のみ使うというように、頻度を調整することがおすすめです。
