黒ずみ対策

脇汗かくと我慢できないほどかゆい人へ『こんな風になる前に対策して』

わきの下の皮膚はデリケートで、刺激には弱いもの。

でも、一度掻き出すと止まらないくらい、かゆみを感じてしまいますよね。

脇は皮膚が薄いため、摩擦によるダメージを受けるとメラニン色素を生成しやすいので、黒ずみの原因にもなってしまうのです。

私自身、敏感肌でアトピー持ちのため、原因を突き止めるまでは脇のかゆみが辛く、とても悩まされていました。

かゆみの原因を早期につきとめ、しっかりとケアをすることをおすすめします。

実際にかゆみの原因となった5つの要因についてみていきましょう。

Contents

脇のかゆさを我慢できず、思い切り掻きむしった結果・・

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大変お恥ずかしいのですが、私は右脇の皮膚のかゆみに悩まされており、このような状態になってもかゆみを我慢することができませんでした。

汗をかくと傷口がしみたり、腕を伸ばすと皮膚が引っ張られる違和感を感じたり、
脇に湿疹ができてしまったので、制汗剤も使えずニオイケアもできない苦しい毎日が続きました。

脇のかゆみがひどい方は、自分にあてはまる原因を探してみてください。

カミソリの使用で脇の下の皮膚にダメージ

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ムダ毛処理で使うカミソリが肌への刺激となり、痒くなってしまいます。

カミソリをすべらせる回数は少ないほうが良く、脇のムダ毛の濃さにもよりますが
敏感肌体質の方は、できれば1~2回程度で剃りきることが理想的です。

カミソリの刃を濡れた状態のまま保存していたり、古くなった刃を使い続けていたりすると、刃に雑菌が繁殖、また剃り味が悪くなってしまい、何度も脇に刃を当てなければならないので、敏感肌の人にとってはダメージとなってしまいます。

あらかじめサロンでの脱毛をしておくことで、カミソリによるダメージはかなり抑えることができました。

制汗剤のつけすぎ

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朝につけたデオドラントの消臭効果の度合いによって、昼~夕方に塗りなおすという方も多いかと思います。

しかし、1日に何度も制汗剤を脇に塗布すると、脇の皮膚の乾燥や制汗剤に含まれる成分の強さによっては、化学薬品による肌荒れの原因となってしまいます。

特に、塩化アルミニウムが配合されているデオドラント製品は、強力な制汗作用がある一方で、刺激が強くかぶれやすいというデメリットもあります。

脇のケアは半一生続けるものだと思っているので、脇のニオイ度合いによって制汗剤を選びたいところですが、毎日使うものなので、自分の肌質にあったものを優先するようにしましょう。 また1日に複数回塗るときは、そのまま制汗剤を塗り重ねないほうがいいでしょう。
脇に雑菌が繁殖している上に制汗剤を重ねることで、かゆみにつながる可能性があるので、塗りなおすまえに濡れたティッシュで脇をやさしくふき取りましょう。

乾燥しやすい肌質の方は、できるときは保湿をしてから塗りなおしをしていました。

脇汗によって雑菌の繁殖が進んでかゆい

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脇は風通しが悪く、湿気が多い場所なので雑菌の繁殖しやすい箇所です。

過剰に分泌された皮脂が刺激になったり、雑菌や衣類との接触によって皮膚が炎症を起こしてしまうこともあります。

脇の皮膚上の分泌物が過剰に保持されてしまうことを防ぐため、脇毛を処理しておくことが効果的です。

また、アポクリン汗腺から分泌される汗はタンパク質、脂肪が含まれるのでそれらが脇毛にからまり、かゆみの一因にもなってしまいます。

脇の下の皮膚が乾燥している

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乾燥の原因はさまざまですが、私は制汗剤の使いすぎ、脇の洗いすぎを繰り返すことで
乾燥が進み、皮膚が荒れるようになりました。

ニオイを抑えたいので制汗剤を毎日塗りなおし、さらにお風呂に入ったときは脇をナイロンのタオルでゴシゴシ洗っていたことが原因です。

脇の皮膚には、通常いるべき常在菌がいるのですが、脇を極端に洗いすぎることによって肌のバリア機能が低下し、ちょっとした刺激で、脇の痒さを感じていました。

そのため脇を洗うときは、たっぷりの泡で優しく洗うようにし、顔のケアと同じように、化粧水、乳液で保湿することがおすすめです。
湿疹がひどくなってしまった場合は、まず皮膚科の薬で治してからケアしましょう。

毎日続けることで脇のかさつきが改善され、皮膚がふっくらしてきて、かゆみを感じることがなくなりました。

寝不足、ストレスで免疫力が低下している

736375f4f524c0f3c3fdc5e3426ed029_s 脇の皮膚の荒れがひどくなって病院へ行ったとき、生活習慣について問診を受けました。
毎日の生活状態から確認することができるそうです。

自分の免疫力が低下しているかどうか、セルフチェックしてみましょう。

・体の疲れがとれない

・ストレスを発散していない

・ニキビ、吹き出物など肌荒れが治っては現れ、完治しない

・風邪の症状が出やすく、その状態がなかなか治らない

免疫力低下によって、特に体の弱いところに症状が出やすく、私の場合アトピー持ちもあり、脇や体の内側などのデリケートな部分に湿疹ができたりしました。

睡眠時間を30分長くとる、ストレッチをしてリラックスする時間をつくるなど、少しの改善の積み重ねが効いてきます。
忙しい生活習慣の見直しをてみてはいかがでしょうか。

その後、脇のかゆみで荒れた皮膚の経過は・・・

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脇のかゆみは落ち着き傷は治りましたが、皮膚が少し黒ずんでしまったので新陳代謝を高めて、きれいに治していくしかありません。
敏感肌の人は、毎日使っているデオドラント製品に気を付けるのはもちろんですが
様々な要因が重なり、かゆみにつながっていることがあるのです。
悪化してからではなく、少しかゆみが続くあたりから根本の原因をつきとめることがとても重要です。

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